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鼻血が出た!やってはいけない止め方 正しい止め方はどうする

健康

うちの娘は季節の変わり目はしょっちゅう鼻血がでます。アレルギー性鼻炎なので、鼻をかんだときに、穴の中に傷がついているのではと思うのですが。

習い事やスポーツ中に子供が鼻血がでると、周りの方がびっくりして、昔ながらの止血法をされるときもあるみたいです。

鼻血を止める時にやってはいけないこと、正しい鼻血の止め方を調べて見ました。

鼻血が出たら・・上を向くとすぐ止まる?

これ、スポーツ中とか暑いときにさーっと鼻血が出たとき

「あー、さっさとティッシュで押さえて上を向きなさい!」

よく言われました。自分でもやったことがあります。でも鼻血って出てきたばかりは量が多いし、のどから鼻血が流れ込んできてかえって気持ちが悪くなった覚えがあります。

上を向いていいことはとりあえず床に鼻血が落ちない・・それだけです。

鼻血が出たら上に向くのは絶対にやめましょう。

鼻血がのどから逆流して嘔吐する原因にもなり、間違って呼吸気管の方に鼻血が流れると気道で血が固まって窒息の原因になる可能性もあります。

特に子供には危険ですから、まず下を向くよう教えてください。

鼻血が出たら・・首の後ろをトントンたたく?

鼻血が出てティッシュで鼻を押さえて下を向いていると・・

「首の後ろをトントンすると、鼻血が早く止まるよ!」

こんなことを言ってくる人がいますが、これも間違いです。どうも首の後ろに鼻血を止めるツボがあるらしいということで、こういう話が広まっているようです。

しかし、実際には首の後ろの血管と鼻の血管は離れていますし、血流には無関係です。

首の後ろをトントンたたきすぎて、首の筋を痛めてしまったり、トントン揺さぶることでかえって鼻血がたくさん出てしまうこともあります。

首の後ろをトントンするのは鼻血が止まりにくくなるのでやめましょう。

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鼻血が出たら ティッシュを丸めて鼻の穴をふさぐ?


この、とりあえずティッシュを丸めて鼻の穴に詰めるというのはやりたくなりますね。

これは鼻血が出ているときに1回だけティッシュを丸めたものを詰めて、その上からティッシュで押さえて様子をみるならOKです。

鼻血がどんどん出てくるので、何度も何度もティッシュを丸めたものを詰め替えるのはいけません。

このティッシュを丸めたものが移動することで鼻の粘膜の毛細血管を傷つけ、せっかく止まった鼻血が再び出ることがあります。

同様に、鼻血が止まったからと勢いよくティッシュを鼻の穴から出すのもやめましょう。傷つけないようにそーっと鼻から引き出してください。

鼻血の止め方 指で小鼻を挟んで、下を向こう


鼻血が出たときの正しい止め方は

まずは顔を軽く下に向けてティッシュペーパーで鼻を覆い、圧迫止血をやりましょう。

圧迫する場所は鼻の上の骨のあるところではなく、柔らかい小鼻です。鼻血の8割はこの小鼻の内部、キーゼルバッハという部分から出血しています。

まず椅子や床にすわります。床に座った場合は壁などに寄りかかる方が楽です。顔を下に向けて、小鼻のところをを人差し指と親指で、はさむように圧迫止血を行います。

その際に水で冷やしたタオルなどで上から鼻を冷やすと血管が収縮するので、鼻血が止まりやすくなります。

目安としては鼻をつまんでから15分くらいで鼻血はほとんど止まるはずです。

鼻の中にゼラチン状に鼻血と鼻水が混ざった液体が残ることがありますが、すぐに取らずにそーっとしておきましょう。

鼻血が止まった後もすぐに動いたりせずしばらくは安静に過ごしてください。

まとめ

鼻血がでたら座って下を向き、小鼻をはさんでじーっとするこれが正しい鼻血の止め方です。

普通はこのように圧迫止血すれば、15分から20分くらいで鼻血は止まるのですが、まれに鼻の奥から30分以上出血が続くことがあります。

その場合は鼻血といえ、安易に考えず、耳鼻科を受診した方が良いですよ。

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