乳酸菌の効果は菌に違いが 風邪予防、ピロリ菌やダイエットにも

最近、健康特集のテレビや雑誌を見ると、「腸内環境」を整えると免疫効果があり、風邪やインフルエンザから、ガンのような重い疾患まで予防でいる・・というような記事が多くあります。

その腸内環境を整えるのに重要な役割を果たすのが、ヨーグルトや乳酸菌飲料などに含まれる乳酸菌です。

一口に乳酸菌といってもいろいろな種類がありますが、どの乳酸菌がどんな健康効果があるのか調べて見ました。

乳酸菌で風邪やインフルエンザを予防できるのはどれ

まず乳酸菌というのは、糖類を分解して乳酸を作る細菌の総称です。お腹に入ると腸内で糖分から乳酸をつくり、弱酸性にして腸内環境をよくします。弱酸性だと悪玉菌が増殖できないからです。

植物性乳酸菌・・・味噌 醤油 キムチ ぬかみそ漬け 塩麹など

動物性乳酸菌・・・ヨーグルト 乳酸飲料 チーズ など

食品スーパーではヨーグルトや乳酸飲料などに洋々な菌の名前が有り、その効果を売り物にして販売しています。

身近な病気、風邪やインフルエンザを予防できる乳酸菌はどれでしょうか。

代表的なのはR-1乳酸菌とシロタ株です。R-1はカップ型のヨーグルトがありますし、シロタ株は代田 稔(しろた みのる)先生が発見してヤクルトが商品化しました。

これらの乳酸菌はインフルエンザや風邪のウィルスを攻撃する細胞を活性化させます。これで免疫力が高まり、予防に高い効果が期待できます。

R-1乳酸菌を毎日3ヶ月ほど食べていると食べないグループより風邪にかかる確率が1/3になるそうです。

乳酸菌がピロリ菌を減らして胃ガンを予防できるかも


割と最近に発見された悪玉菌「ピロリ菌」はご存じでしょうか。胃の中は強い酸性で菌は生息できないと考えられていたのですが、胃の粘膜に隠れて、強力な胃酸の中でも生きていけると言われています。

このピロリ菌が有害物質を作り出し、胃粘膜を減らしていき、胃炎や十二指腸潰瘍、ひいては胃がんなどの原因となるようです。

この「ピロリ菌」を減らす効果のある菌があります。

LG21乳酸菌です。カップヨーグルトやヨーグルト飲料として売られています。

ピロリ菌は胃酸にはつよいのですが、このLG21乳酸が作る乳酸菌には弱く、毎日摂取しているとピロリ菌が減少していくのです。

ピロリ菌は抗生物質などの薬の服用で除菌できるのですが、薬の副作用もかなりあるようです。

まずはピロリ菌の保菌者かどうかを調べるのが肝心ですが、薬で除菌の前に、副作用のないLG21乳酸菌入りのヨーグルトなどを毎日食べてピロリ菌を減らしておくと除菌の薬の効果も期待できます。

最新の乳酸菌でダイエットや歯周病予防ができるものも


最近、話題の乳酸菌を2つ紹介しましょう。

CP1563株 

体脂肪燃焼効果、いわゆるダイエット効果がある乳酸菌です。このCP1563株を体内に取り込むと腸で吸収されます。

その後、肝臓や筋肉に働きかけ、その結果脂肪燃焼を助ける酵素を作り出すのです。

カルピス系の乳酸菌飲料にCP1563株が含まれている商品があります。

ロイテリ菌

母乳から発見されたこのロイテリ菌は口腔内の環境を良好にしてくれます。

結果、歯周病、歯肉炎の抑制効果が期待できます。口臭予防にも効果があります。ロイテリ菌が入ったヨーグルトが販売されています。

まとめ

いろいろな健康効果がある乳酸菌ですが、いつどのように食べると良いのでしょうか。

・一度にたくさん食べずに適量を毎日、長期間続けてとる。

・胃酸が薄まる食後にとった方が乳酸菌の効果が期待できる。

自分の体調に効果がある乳酸菌を毎日とるのが健康管理に繋がるようですね。

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