喘息と風邪の咳に違いはあるの?どうやって判断すれば良い?

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うちの子供は2才くらいのときに咳喘息と診断されました。どうも本格的な気管支喘息の一歩手前だったようですが、飲み薬もいただき、電気の機械で吸入する薬やテープを貼っていました。

大きくなるうちにだんだんと丈夫になったのですが、季節の変わり目になると夜寝るときにせき込むことがあります。

寒くなる時期ですと、これは風邪なんだろうか喘息の咳なんだろうか、悩むことがあるのですが・・。喘息と風邪の咳に違いってあるのでしょうか。

そもそも、喘息ってどんな病気なのでしょうか

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喘息は肺に空気を取り込むときの気管支の気道がアレルギーによって、炎症を起こして狭くなります。

さらに刺激によって敏感になり、咳が慢性的にでてしまう症状をいいます。

気道が狭くなると呼吸が苦しくなり発作を繰り返します。

咳、たんがでて、ヒューヒューという呼吸音、喘鳴(ぜんめい)が胸から聞こえるのが大きな特徴です。

喘息のきっかけとなる原因には

・ある特定の食品がアレルギーを起こして発作の原因になっている場合

卵、牛乳、小麦、大豆、そば、エビやかにの甲殻類、青魚などが有名です。卵や牛乳は乳児の離乳食の時に様子を見ながらすこしずつ与えるのは、アレルギーがないか確認するためです。子供の喘息の原因はこの食品アレルギーが多いようです。

・ほこりや花粉、ペットの毛などの外的アレルギー物質

これは春先のアレルギー性鼻炎や花粉症の原因と近いですね。引っ越しや大掃除のほこりが原因で喘息になる場合もあるようです。

・過労、ストレス、感染症

仕事が忙しくて疲れているときや、ストレスがたまっている場合も自律神経やホルモンの乱れで、気道が小さくなり、喘息の発作が出る場合があります。風邪やインフルエンザなどの感染症にかかったことが誘因になり刺激がおきやすくなって喘息へ移行することもあります。

このほかにも、大気汚染、喫煙、お酒を飲むこと、激しい運動などが喘息の原因であると考えられています。

喘息と風邪の咳に違いはある?注意する点は?

喘息の咳と風邪の咳は病気の成り立ちに大きな違いがあります。

喘息は風邪のようにウィルスの感染ではなく、気管支の気道が何らかのアレルギー性物質などが原因で小さく収縮してしまうために咳がでます。

風邪はウィルスが鼻やのどのは上気道に入り、炎症を起こして、その異物を体から出すために、咳やくしゃみ、鼻水が出るのです。

風邪を引くと刺激をうけて、そのまま喘息のようなケンケンという咳に変わることがありますが、喘息の発作の咳がでたあと、風邪を引きやすくなることはあまりないです。

喘息は気管支が収縮することが主な原因でおこる病気です。気管支が収縮したところに空気が通ると、ヒューヒューという喘鳴が聞こえます。お医者様が、喘息かどうか確認するために聴診器を胸にあてて聞いているのです。

風邪のための咳であれば、気管支の気道は小さくなっていないので、このような音はしません。

喘息と風邪の咳がどう違うか判断するのは、この気管支が収縮しているサインの喘鳴があるかどうかで判断できます。

これは咳をしていなくても喘息状態にある人は、肺に中でヒューヒュー音がしますので、お子さんの胸や背中に直接耳をあてると聞こえるそうです。

最初は咳だけで胸の音はないけれど、そのうちに風邪の咳から刺激を受けて、気管支が収縮してヒューヒューと音が聞こえてきて、喘息に移行する・・ことはよくありますので、注意してあげましょう。

まとめ

風邪と喘息の咳には原因に違いがあるというのが調べてみたらわかりました。と、いうことは風邪に対する薬と、喘息に対する薬は違ってくるということです。

私も昔、そのことを間違っていて、咳が出てきたうちの主人に、子供に処方されたホクナリンというテープを貼ってみればどうかとすすめたことがあります。子供にでていた薬の残りなので、大人には安心だろうと安直に考えていたのでした。

ホクナリンは皮膚から24時間かけて、ゆっくり気管支を広げる薬なのですが、普通の風邪である場合は、劇薬になり医者の指示がない場合は使用しない方が良いです。

ホクナリンには副作用があり、脈拍が早くなります。顔色が悪くなったり、吐き気や震え、じんましんなどが出てくる場合があります。

案の定、うちの主人は咳は穏やかになったのですが、手の震えが出てきました。かかりつけの内科医の指示もあり、それ以降は使っていません。

ホクナリンは喘息で夜中、咳がでて眠れないお子さんにはありがたい薬です。

風邪の咳なのか、喘息の咳なのか・・素人判断せず、お医者様に確認して治療をうけるようにしましょう。

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