インフルエンザの予防にはうがいと共に手洗いも有効と言われています。外出から帰ってきたら、うがいと手洗いは習慣にしておきたいものです。
でも、石鹸はどれを使うのが有効なのでしょうか?洗い方もよくわかりません。
インフルエンザの予防のための手洗いについて、調べてみました。
インフルエンザの手洗い 石鹸は薬用の方が良いの?
我が家でも外出から帰ってきたときや、トイレで用を済ませた後は、手洗いにハンドソープを用意しています。
昔は石鹸を泡立てて手を洗っていましたが、今はポンプ式で押すだけで泡が出るハンドソープが主流ではないかと思います。
このハンドソープや石鹸、インフルエンザの予防の場合は「薬用」と銘打ったものの方が、効果があるのでしょうか。
実は手洗いの石鹸は、インフルエンザ予防の場合は普通の石鹸でも薬用石鹸でも効果は変わらないのだそうです。
理由は薬用石鹸では風邪などの原因と言われている細菌は殺すことができるのですが、インフルエンザなどのウィルスには効果がなく生存したままだからです。
石鹸での手洗いはウィルスを手から除去するのに「泡と水」で洗い流すことができるので、効果的なのです。
薬用か普通の石鹸かとかではなく、しっかり泡立てて洗うことが重要なんですね。
インフルエンザ予防には 手の洗い方が重要
手の洗い方としては、
1.袖まくりをしっかりして、手を水で濡らす。
2.ハンドソープや石鹸を手に取り、よく泡立てる。
3.手のひら、手の甲、指の間、爪の中、手首まで丁寧に洗う。
最後は水でよくすすいで、乾いたタオルなどで水分を拭き取りましょう。
この際、洗い残しが多い場所があります。
・利き手
・指先
・手の甲
右利きの方は右手、左利きの方は左手に洗い残しが残るようです。対策としては、なんとなくいつもの習慣みたいに洗うのではなく、ウィルスを落とすのを意識してしっかり洗うようにしましょう。
インフルエンザや花粉が気になる時期の手洗いは、お湯を利用して、石鹸も2回泡立てる、2度洗いが有効です。
インフルエンザの予防に アルコール消毒はどう?
インフルエンザやノロウィルスが流行っている時期には、食品スーパーの入り口などに、よくアルコールポンプが置いてあります。
アルコール消毒、インフルエンザの予防にはどうなんでしょうか。
このアルコールポンプ、実はインフルエンザのウィルスを殺す効果があるので、かなり有効なんです。
水を使っての手洗いができない場合でも、これでインフルエンザを防ぐことができます。
食品スーパーの入り口や、勤務中でも外出して帰ってきた後に、会社の受付に置いてあったら積極的に利用しましょう。
まとめ
インフルエンザや風邪予防、あるいは花粉症の方がよくマスクをして外出しています。
帰ってからの手洗いまでの順番も実はかなり重要なんです。
外出から帰ってきたら、
1,髪や上着のウィルスや花粉を払う
2,上着や帽子、マスクを外す
3,手洗いを石鹸でしっかりする
マスクをしたまま手洗いしてはいけません。せっかく、手についたウィルスを落としたのに、マスクに触ることで再び、手にウィルスがついてしまうのです。
普段から心がけて手洗いやうがいをして、インフルエンザや風邪予防に役立てたいものですね。
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