私は季節の変わり目になるとどうも鼻水が出てきて風邪を引きやすいのですが、いつも元気な友人もいます。
どうしてそんなに元気なのか聞いてみると、どうも寒い時期や風邪を引きそうに感じると、ネギを積極的に食べるようにしているとか。
ネギをどうやって食べると風邪の予防になるのか調べてみました。
ネギは風邪の予防に効能が 実は青いところの粘液がすごい
どうもいつも元気な友人は、寒い時期になると朝からお鍋やスープを作って食べているそうな。
「朝から野菜たっぷりのお鍋やスープを飲むと体が温まるよ。いろんな野菜を入れるけど、必ず入れているのはネギなんだ。」
一般的にはネギの白い部分をメインに食べると思いますが、風邪の予防に効果があるのは、この白いところと緑のところの境目から葉っぱの部分にすごい効能があります。
この緑のところを切ると出てくるどろっとした粘液が免疫力アップに効果があるのです。
ネギを食べて体の中にネギの粘液の成分が入ってくると、マクロファージという免疫細胞が、このネギ成分を異物と見なして食べてしまいます。
するとこのマクロファージが活性化して元気がでてきます。
そうすると外から体内に入ってきたウィルスや細菌達を倒していきます。マクロファージは元気になると仲間を呼び寄せるサイトカインという物質を出して増えていくので、ウィルスや病原菌などをどんどん倒すことができるようになるのです。
ネギの粘液パワーってすごいですね。
ネギの青いところ どうやって食べるのが効果的か
このネギの青いところにある粘液、どうやって食べると効果的なのでしょうか。
粘液が免疫力をたかめる効果は熱を加えても減らないので、鍋やスープなどにして食べても効果があります。特に白いところと緑の別れめのところに粘液がたくさんあります。
このネギの粘液成分は冷凍したり乾燥しても効果はかわりません。粘液は水溶性なので、鍋にしたりするとスープに溶けていきます。残ったお汁もいただいて、ネギパワーを体にとりこみましょう。
白いネギ以外のワケギや葉ネギも緑色の葉の内側に同様の粘液成分があるので、免疫力アップに効果があります。
あとがき
朝から鍋を食べるなんて考えると面倒かなと思いますが、味噌汁にネギをたっぷり使えば同様の効果があるそうです。
確かに寒い朝にネギがたっぷり入った温かい汁物をいただくと、ぽかぽかしてきて体温が上がり、風邪のウィルスも吹っ飛びそうですね。
今まではネギの青い部分を捨てていましたが、これからは風邪予防に積極的に食べていこうと思っています。
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