バレンタインデーが近づくと、いつも行くスーパーにもチョコレートがたくさん並んでいます。
レジに並ぶと「ハイカカオチョコレート」なるものがレジ脇に売っていました。カカオ分が95%、86%、70%・・・。
チョコレートに含まれるカカオの含有量が70%を超えるものが「ハイカカオチョコレート」と呼ばれています。
このハイカカオチョコレート、カカオの力で普通のチョコレートより効能があるみたいなんですよ。
ハイカカオチョコレートの効果は どうも便秘に効くみたい
チョコレートの成分は、原料のカカオと砂糖、ミルクなどでできています。そのカカオの含有量が70%以上なのがハイカカオチョコレートなのですが、正直、かなり苦いです。
スーパーでカカオ95%のチョコレートを買って試しに一切れ食べてみました。
「ぐえー、苦い!罰ゲームで食べなきゃいけないチョコみたいだ!」
と、正直思いました。でもどうも便秘に効くみたいなんで、我慢して3切れくらい食べてみたんですよ。
するとちょっとお腹がぐるぐるしてきて、するーっとお通じがあったんです!
これはどうもチョコレートに含まれる、カカオプロティンというタンパク質が便秘に効果があるよみたいです。
カカオプロティンは消化酵素に分解されにくいプロティンなのです。
カゼインという牛乳のタンパク質は100%消化酵素に分解されます。大豆のタンパク質は51.2%、カカオプロティンは33%しか分解されません。
消化されにくいので、そのままカカオプロティンは小腸は素通りしていきます。
カカオプロティンが大腸に行くとカカオの食物繊維とともに大腸の便の元が水分と、かさ増しされて大きくなり便通が良くなるのです。
カカオ70%くらいのチョコを毎日25gくらい食べてみましょう。このひとかけが5gなので、5パック食べれば十分です。
ハイカカオチョコレートのカロリーは?ダイエットにもいいの
カカオ95%では苦すぎですが、その後86%のハイカカオチョコレートを食べたらかなりおいしく感じました。
カカオが多くて砂糖やミルクが少なめなので、ハイカカオチョコレートはダイエットに良いのではと思ってました。
でも実はハイカカオチョコレートのカカオはかなり油脂が多いんです。カカオ30%くらいのミルクと砂糖たっぷりの普通のチョコレートとカロリーは変わらないんだそうです。
ハイカカオチョコレートは便秘に良いのはわかりましたが、食べ過ぎは良くないですね。
あとコーヒーと同じでカフェインもかなりありますので、カフェインが苦手な方は寝る前には食べない方がよさそうです。
ダイエットを考えるなら血糖値があがりにくい甘味料を使った、糖尿病でも食べられる「ドクターチョコレート」はいかがでしょうか。
まとめ
ハイカカオチョコレートはカカオポリフェノールもたくさん含まれており、その抗酸化作用で、認知症や高血圧の改善にも効果があると言われています。
糖尿病等の持病がない方でしたら、毎日25g程度を楽しみながら食べると健康効果が倍増しそうですね。
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