味噌汁の具に、酒蒸しに・・。あさりっておいしいですね。でもスーパーで砂抜き済みと書いてあるあさりを信用して、味噌汁を作ったら・・。すこし「ジャリッ」と砂を噛んでしまいました。
これではせっかくの味噌汁も台無しです。子どもはおいしくないと言って残してしまいました。
あさりの砂を上手にはかせるにはコツがあるみたいですよ。
あさりの砂抜き 適当に塩水を作っちゃダメなんです
あさりの味噌汁は出汁いらずなのでよくつくっていたのですが。あさりの砂抜きに水に適当に塩を入れて1時間くらい置くだけで、砂抜きができたと思ってました。でもそれではまだ砂をしっかり出してはくれなかったんです。
基本のあさりの砂抜きは
・あさりを殻と殻をこすり合わせるように手で揉みながら流水であらう。
余りゴシゴシやって殻を傷つけないようにします。
・パッドやお皿に海水と同じ濃度の塩分の塩水を作る。
海水の塩分は3%くらいです。
水1Lに30gの塩(大さじ2杯)
水500ccに大さじ1杯の塩
水300ccに小さじ2杯の塩
ここがけっこう重要で、塩をしっかり計って、海水と同じ濃度の塩水を作りましょう。今回は300ccの塩水を作りました。
・貝が重ならないように皿の中にならべる。
あさりが密集して重なっていると呼吸がよくできず、砂抜きもうまくいきません。
海水濃度の塩水はハマグリや牡蠣なども同様に使えます。牡蠣の身を振り洗いするときも海水濃度の塩水でやると、身が縮まずふっくらした牡蠣になります。
あさりの砂抜き 温度はどれくらい?砂をはかせるコツは
あさりは海の砂の中に生息していますので、暗い方がよく砂をはきます。
・アルミホイルや新聞紙などで皿にフタをする。
・スーパーで買ったあさり 1~2時間
・潮干狩りのあさり 3~4時間
あさりの砂抜きは常温で良いでしょう。翌日の味噌汁用でしたら、このまま冷蔵庫にいれます。あさりは基本的には暗くて冷たい場所の方を好みます。
さて2時間たったあさりはどうでしょうか。
かなり塩水に汚れが浮いています。吹管が貝殻からにょきにょきでているあさりもいますね。
汚れた塩水を洗い流せば、あさりの砂抜きが完了です。
今日は味噌汁を作ってみました。砂はまったくなくおいしくできました。
まとめ
あさりの砂抜きを上手にするコツは
・海水濃度の塩水で砂抜きをさせる。
・暗くするために容器にフタをする。
・調理するまでの時間をみて、常温においておく。
しっかり砂抜きができれば、いつでもおいしいあさりが食べられますね。
コメント