主人がお腹の具合が悪いのでおかゆが食べたいと言ってきました。レトルトを買ってこようかと思ったのですが、「おいしくないから、ご飯から作ってほしい」とのリクエストがありました。
他の家族もいるので、ご飯からおかゆを作ってみることにしました。
ご飯からおかゆ 水と分量はこんな感じで
それにしてもおかゆを作るのは久しぶりです。もしかしたら子どもの離乳食につくって以来かもしれません。自分が食べたいときはとりあえずレトルトのおかゆを湯煎で温めていました。
おかゆは米と水の量でおかゆの柔らかさが違ってきます。
・全がゆ 米1に水を5倍
・七分かゆ 米1に水が7倍
・五分かゆ 米1に水が10倍
・三分かゆ 米1に水が20倍
手術などで絶食したあとは5分かゆくらいから食べたのを覚えています。戦国時代の兵糧攻めの飢餓状態の人々はいきなり普通の食事をすると腸が詰まって死んでしまうので、ゆるいおかゆから食べさせたそうです。
これがご飯からおかゆを作る場合の水の量は
・軟飯 ご飯1に水同量
・全がゆ ご飯1に水2倍
・七分かゆ ご飯1に水3倍
・五分かゆ ご飯1に水4倍
・三分かゆ ご飯1に水8倍
今回は大人の男性ですので、全がゆくらいのやわらかさのおかゆをご飯から作ってみようと思います。
ご飯でおかゆ 焦げないように慎重にあたためよう
おかゆを作る仁尾は厚手の鍋の方が熱のあたりが柔らかくて向いています。一人分なのでホーローの小鍋を用意しました。
ご飯と倍量の水を入れ、ゴムべらでほぐすようにして火にかけます。沸騰するまではご飯が焦げないようにへらで底からかき混ぜます。
沸騰してきたら、ごく弱火にしてタイマーを15分に設定しました。量が多い場合は20分炊くと良いでしょう。
フタは少しずらして、蒸気を逃がすようにします。ぴったりフタをすると、糊状になった水分が膨らんおかゆがで鍋からはみ出てしまうことがあります。
心配なら時々のぞいて、ゴムべらで底から優しくかきまぜます。
おいしそうな全がゆができあがりました。梅干しなどを添えていただきましょう。
ご飯からおかゆを作るのは水分量が違っていても基本的には一緒です。ご飯をほぐしながら沸騰させたら弱火にして15分~20分煮込むだけで簡単です。
まとめ
ちょっと胃腸の調子が悪いときや脂っこいものが食べたくないときはおかゆはありがたいですね。
梅干しや塩昆布、鮭のそぼろなどがあるとしみじみおいしいおかゆになります。
ご飯からおかゆが作れるなら、家族にも気兼ねなく食べられます。
元気なときでもおかゆで1日の食事をすませると、胃腸を休ませることができるので、デトックス効果があり、ダイエットに繋がるそうです。断食的なことより体に優しいので、試してみる価値がありそうです。
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