小学校も高学年になると書道の授業がはじまります。うちの娘は水曜日に書道の授業があったのですが、帰ってくると衣服をチェックします。
あちらこちらに墨汁のシミが着いていることがあるからです。手の爪のあたりも真っ黒だったり。
この墨汁のシミ、乾くと特に落ちにくいんです。
墨汁のシミ抜き 一番は乾かないうちに水洗いを
墨汁のシミ抜きの一番の方法は、墨汁が乾かないうちに水洗いをすることだそうです。
時間は早ければ早いほど良いみたいですよ。洗い方は墨がついた黒い所を石鹸を使って広げて薄めていくイメージです。
墨汁は元々、紙の繊維に墨の細かい粒子を残すように作られています。当然、布の繊維にも残りやすいわけです。
しかし着ている服をいきなり脱ぐのも難しいですね。
墨汁のシミ抜き 乾いた墨汁を落とす方法を試してみた
娘が書道の時間に床にしゃがんでしまい、ズボンの裾に黒いシミをつけてきました。
インターネットで調べて、お掃除用のマジックリンと石鹸で落とす方法に挑戦してみました。
シミの所を水で濡らして、マジックリンの原液を吹き付けて揉み込みます。痛めたくない衣類なら薄めたマジックリンの液の方が良さそうですが、ジーンズ素材なんで原液でやってみました。
心なしか黒いのが薄まる感じです。それをさっと水で洗い流して、石鹸をこすりつけます。再び洗い流して、マジックリンと石鹸をつけてもみ洗い。薄くはなるが、完全には落ちないようです。
最後はこのまま、普通に洗濯機に入れて他のものと一緒に洗います。
これが乾かした娘のズボンです。かなり墨感が薄くなりました。遠目ではわからないかなというところでしょうか。
墨汁のシミ抜き 白い服なら強力な漂白剤が有効
これが白いブラウスやシャツだと、別な強力な方法があります。
泡タイプのキッチンハイターを墨汁のシミにつけて、30分ほどおき、お湯で洗い流せばかなりのシミが落ちます。
これは衣類が色柄ものではないので、できる技です。先ほどの水色のズボンでは白いシミ(?)ができていたかもしれません。
他に研磨剤入りの白い練り歯磨きで落とす、ご飯の米粒を練り合わせたものをすりつけて落とすなどの荒技があるようですが、いずれも白い丈夫な衣服のみで試してみましょう。
まとめ
お子さんの書道のある日は黒っぽい服や柄物の服にする、腕カバーなどを用意する、ハンカチも書道授業用などと、準備しておいた方が失敗がないかもです。
大きな半紙に筆でのびのび字を書くのは楽しいものです。顔や手に墨で書いて遊んでこないように注意してあげましょう。
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